JR東日本が運行する普通列車のグリーン車で、電源コンセントの有無と配置に関する情報を詳しく調べてまとめてみました。
グリーン車は通常の車両に比べて快適な座席と広い足元スペースがあり、携帯やパソコンなどの充電に適したコンセントが設置されています。
JR東日本のグリーン車は自由席ですが座席予約はできません。
車両は通常、4号車と5号車で運行され、ダブルデッカー車両が主となっています。

JR東日本の特定路線におけるグリーン車のコンセント設置情報
一部の路線では、普通列車のグリーン車にコンセントが設置されています。
コンセントが利用可能な路線
次の路線のグリーン車には電源コンセントが設置されていますので参考にしてみて下さい。
よく利用する方は助かりますね♪
コンセントが設置されていない路線
以下の路線のグリーン車ではコンセントは設置されていませんので注意してくださいね。
心配な方はモバイルバッテリーなどを持ち歩くと良いかもしれません。
横須賀線と総武快速線でのみコンセントが設置されている理由
横須賀線と総武快速線にコンセントが設置された背景には、車両の導入時期が大きく関与しています。
2020年12月21日には、これらの路線に新型E235系電車が導入され、グリーン車に電源コンセントが装備されました。
現在、これらの路線では新型のE235系と1994年に導入されたE217系の二つのモデルが運行されています。
他の主要路線、例えば東海道線や宇都宮線、高崎線では、2000年導入のE231系、常磐線の快速列車には2005年導入のE531系、さらに東海道線などで使用されている2008年導入のE233系3000番台があります。
これらの車両は導入の順序が「E217系→E231系→E531系→E233系→E235系」となっており、古いモデルから順に更新されています。
このため、E217系の置き換えがまだ進行中であり、普通列車グリーン車のコンセント設置は限定的です。
特に横須賀線と総武快速線は早期に新型車両への更新が行われ、その結果、新型車両にコンセントが設置されることとなりました。
JR東日本は2024年度までにE217系を全面的に置き換える予定ですが、それまでの間、列車によってはコンセントがない場合もあります。
大見出し:横須賀線と総武快速線のグリーン車におけるコンセントの配置
2022年の時点で、横須賀線と総武快速線の一部列車に設置されている普通列車グリーン車のコンセントの配置を見てみましょう。
これらの車両は3種類のフロアを持ち、2階建ての2階席では見晴らしが良く、1階席はホームレベルでアクセスが簡単です。
さらに、普通車両と同様の高さにある平屋席もあり、すべてのフロアの席にコンセントが設置されています。
横須賀線と総武快速線の座席におけるコンセントの位置
新型E235系グリーン車は2+2の座席配置を採用しており、これは窓側と通路側の両方に座席があることを意味します。
東海道新幹線の一部では窓側にのみコンセントが設置されることがありますが、E235系グリーン車では両側に設置されています。
提供される電力は100V・最大2Aで、国内用のコンセントプラグが必要です。
また、この車両にはJR東日本のフリーWi-Fiも完備され、動画視聴やウェブブラウジングに十分対応しています。
中央線のグリーン車導入とコンセントの設置状況
JR東日本は2023年に中央線にグリーン車を導入すると発表しました。
この新しいサービスは2024年度末から始まり、中央線と直通運転を行う青梅線の全編成にグリーン車が設置されます。
新型の2階建て車両では、各座席のひじ掛け部分にコンセントが備え付けられており、乗客は自由に電子機器を充電できます。
また、無料Wi-Fiの提供や一部車両にトイレと洗面所が設けられていることも特徴ですね。
これは利用されるかたはとっても便利になりました( *´艸`)
他路線のグリーン車におけるコンセント設置の将来性
現時点では他の路線でのグリーン車にコンセントを設置する計画は進展していないようです。
車両の更新には時間がかかるため、既存の路線で一斉に新型車両への更新を行うのは困難です。
今後は旧型車両が順次新型に更新されるにつれて、改善が見込まれる可能性がありますね。
ですがすべてを変えるのには時間がかかると思いますので気長に待ちましょう!