紙粘土は、誰でも簡単に素敵な作品を作り上げることができるため、幅広い年齢層に人気のある製作材料です。
特に5月や6月には母の日や父の日のプレゼントとして、保育園や家庭で手作りのアイテムを作成することがよくありますよね。
保育園での行事で、私も子どもたちと一緒に紙粘土で小さなオブジェやメモホルダーを制作したことがあります。
その時におもったのですが、色をつける際はアクリル絵の具を使うのが一番きれいに仕上がるんですよね。
紙粘土がひび割れることなく美しく仕上がるように、役立つテクニックをいくつかご紹介しますので、ぜひ作品作りに役立ててください!

アクリル絵の具の効果的な使い方とは?失敗を避ける3つのコツ
アクリル絵の具の塗り方は簡単で、初心者でもすぐにマスターできます。
子供たちと作業をする際にも、これらのポイントを押さえておくと、楽しみながら安全に作業を進めることができますよ。
以下の3つのポイントは特に注意してやってみてください。
紙粘土へのアクリル絵の具の塗り方①完全に乾燥させてから塗る
紙粘土を使った作品は、色を塗る前に1日以上乾燥させることが重要です。
十分に乾燥させないと、色がうまくのらなかったり、紙粘土が形を崩してしまうことがあります。
乾燥させる際は、風通しの良い平らな場所を選んでください。
紙粘土へのアクリル絵の具の塗り方②水を少なくして絵の具を溶かす
絵の具を混ぜる際には、水を少なめにすることがポイントです。
水分が多いと、紙粘土がふやけてしまい、二度塗りが必要になることもあります。
効果的な色付けをするためには、絵の具の水分量を適切に調整しましょうね。
紙粘土へのアクリル絵の具の塗り方③色の間に乾燥時間を取る
複数の色を使う際には、色が混ざらないように注意が必要です。
特に異なる色を塗る際は、一色ごとに十分に乾燥させた方がおすすめです。
色が乾燥してから再度色を塗ることで、色が混ざるのを防ぎ、作品の質を高めることができます。
紙粘土にアクリル絵の具を塗る前はニスがお勧め!
アクリル絵の具を使用する際、ニスとの組み合わせが非常に良いことを覚えておくと便利です。
水性絵の具と比較して、アクリル絵の具は速乾性に優れ、塗装後も鮮やかな色彩を長持ちさせることができます。
そのため、ニスを上から塗っても色の鮮やかさが保たれるのです。
どちらにしようか迷った場合、仕上がりの美しさを求めるならばアクリル絵の具の使用をお勧めしますよ!
紙粘土でのひび割れ、どう対処すれば良い?
紙粘土で作品を作る際のひび割れはよくある悩みですよね。
かつて保育園で紙粘土を使っての活動中、小さなひび割れが原因で涙する子どももいました。
大人でも同じような体験があるかもしれませんが、せっかく作った作品がひび割れてくると悲しいですよね・・・。
適切な対策を知っていることで、ひび割れしても冷静に対処できますよ!
以下、紙粘土でひび割れが生じた際の具体的な対処法を解説していきますね。
紙粘土製作中のひび割れ対策①水分を加えながら進める
紙粘土は開封後にすぐ乾燥し始めます。
そのため、常に水が手元にあると便利です。
お皿に水を入れ、指で適宜紙粘土に水分を加えられるよう準備しておくと良いでしょう。
これにより、作業中に乾燥が進むのを防ぎ、スムーズに作業を進めることができます。
紙粘土製作中のひび割れ対策②乾燥中にひび割れを発見した場合
ひび割れを発見した際は、ビニール袋を使って作品を覆い、水分の蒸発を防ぎます。
その後、ティッシュで覆ってさらに半日程度保護すると良いでしょう。
この方法で作品を保護すれば、ひび割れが広がるのを効果的に防ぐことができます。
紙粘土製作中のひび割れ対策③乾燥した部分の修正方法
乾燥した部分に直接アクリル絵の具を追加して修正しようとすると、意外とひび割れが目立ってしまいます。
色が明るい場合、ひび割れはより目立ってしまうんですよね・・・(;_:)
そのため、残った紙粘土を柔らかくして、小さな筆でひび割れ部分を埋める方法が推奨されます。
ただし、この作業中は筆がダメにならないよう注意が必要です。
紙粘土にアクリル絵の具で色をつける手順のまとめ
紙粘土は扱いやすく、初心者でも簡単に作品作りを楽しむことが魅力的。
絵の具を加えることで、作品に個性を出すことが可能ですし、仕上がりにより一層の愛着を感じますよね!
ここで紹介したテクニックを活用すれば、作品の幅も広がります。
ぜひ紙粘土に色付けをして沢山の作品づくりを楽しんでくださいね♪